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性交渉や妊娠への影響

赤い精液が出たら性交渉をやめなければいけないのでしょうか?妊娠には影響があるのでしょうか?血精液症と性交相手への影響や、不妊との関係について調べてみました。

性交相手への影響

精液が赤くなる症状は、血精液症と言います。この原因はさまざまで、尿結石や外傷、クラミジアや淋病などの性病、前立腺炎などです。

また、異常が見られないけど精液に血が混ざる突発性血精液症という症状もあります。

尿結石や外傷、あるいは性病が認められない突発性血精液症であれば性交には影響がありません。

注意したいのが、やはりクラミジアや淋病などの性病です。当然ながら性病を持っているとパートナーにも感染させることにつながります。

また、放置しておくとご自身が男性不妊症になるリスクも考えられます。確かに性交に影響がない血精液症もあるのですが、最初から思い込みは禁物。まずは赤い精液が出たときには病院で観てもらい、しっかりと原因を究明するまではセックスは控えたほうが良いでしょう。

妊娠への影響

特に結婚されていて、これから家庭を築いていこうという男性にとって心配なのが不妊。赤い精液が出ることで妊娠に影響があるのか、ないのかということです。

こちらも突発性血精液症や外傷、尿結石などが原因であるものであれば不妊になる確率は低いのですが、やはり性病であれば不妊になるリスクは高まります。

また、前立腺に炎症ができる前立腺炎も同様に男性不妊症になる危険性が高いです。

妊娠に影響があるかどうかということも、血精液症の原因によるということなのですね。

また、精液に血が交じるという症状は前立腺がんの可能性も否定できません。ご自分の命が危うくなってしまえば、妊娠どころではなくなってしまいますよね。

繰り返しになりますが、まずは病院でしっかりと診てもらうことが大切。その上で、妊娠に影響があるのか、男性不妊症になるリスクがあるのかもしっかりと確認しておきましょう。

参照元:日経ビジネスDigital,矢島 通孝=やじま泌尿器科クリニック院長

参照元:精液がゼリー状になる原因は?自分や相手への影響や予防法 | オトコクラス