前立腺がんを改善したい人のための情報サイト
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精液に血が混じって赤くなる症状を血精液症と言います。こちらのページではこの血精液症について詳しく解説します。
精液に血が混じっていると、「身体に何か異常があったのではないか?」と心配になるかと思います。
血精液症は外傷や炎症など、何らかの原因で精液に血液が交じる症状です。また、下腹部の不快感や頻尿、残尿感などが同時に起こる場合もあります。
尿結石で尿道が傷ついたり、クラミジアや淋病などで炎症が起きたりするときに見られます。
尿結石が原因の場合は、まず尿結石を治療することが第一です。
性病が原因の血精液症は放っておくとパートナーに性病を感染させる恐れもありますし、症状が進行すれば不妊症になる危険性もありますので、早めに治療することが重要です。
しかし、血精液症の中には、検査を受けても、細菌やウイルス、結石や腫瘍などの異常がみられず、原因が不明の場合も少なくありません。
感染性のものでない場合は女性に悪影響はなく、特に性交を控える必要はない
これを、「特発性の血精液症」と呼び、特に治療せずに経過観察することがあります。 自然に治るケースが多く、もし違う症状が出てきた場合は、再度検査を行います。
特に突発性血精液症は30~40代という比較的若い人に見られる症状です。
いずれにせよ、精液に血液が混じっていたら早めに病院で診察を受けるようにしましょう。
突発性血精液症であれば自然治癒することもあります。性病や尿結石が原因であれば、それらを治せば血精液症を改善することができます。
注意したいのが、前立腺がんです。がんが原因で精液に血が交じることもありえるのです。
症状があまりにもひどい場合や、血精液症の他に頻尿や残尿感、痛みなどの症状が見られる場合には、すぐに病院で診てもらうことをおすすめします。
特に50歳以降の方は前立腺がんの危険性も高まるので注意してください。