前立腺がんを改善したい人のための情報サイト
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こちらのページでは、1日あたりのトイレの回数や排尿量について解説します。
自分は頻尿だと思っていても実は普通だったり、逆に正常だと思い込んでいたら実は頻尿だったりということがあります。
頻尿かどうかを判断して、病気を防ぐ、あるいは早期に発見するには、「尿の量が多いか」「トイレの回数が多か」をもとに客観的に判断する必要があります。
平均的な1日の総排尿量は1,000~2,000mlと言われています。尿は水分の摂取量などによっても変わってくるので、幅があります。
3,000mlを超えると1日の尿の量が著しく多い「多尿」と呼ばれ、注意が必要とされています。
逆に尿の量が少なすぎるのも問題。400ml以下だと「欠尿」、100ml以下だと尿が全く作られない「無尿」、おしっこが出ないと「閉尿」と言われます。
平均的な1日の総排尿量は1,000~2,000mlということはわかりましたが、かといって1日おしっこをするたびに溜めて、量を測るのは現実的ではありません。
そこで、平均的なトイレの回数や1回あたりの排尿量、排尿時間を把握して、判断材料にしましょう。
1日あたりの排尿の回数は4~7回が平均的。だいたい日中は4~7回で、夜間は1回くらいです。
日中8回以上、夜間に1回以上トイレに行く場合は頻尿だと言われています。
ただし、これも水分の摂取量によって異なりますので、慢性的に8回以上トイレに行っている場合は頻尿を疑うようにしましょう。
1回あたりの排尿量は150ml~200mlでコップ1杯分程度、時間にすると10秒~30秒ほどです。たとえば、おしっこにかかる時間が40秒以上かかっていると排尿困難の危険性があります。
トイレを行く回数や、時間を測ることはかんたんにできるかと思いますので、まずは意識して回数を数えたり、時間を測ってみて、頻尿かどうかを判断してみましょう。
参照元:排泄の基礎知識(排尿編①):数字で見る排尿の基本 | 介護にプラス ライブ プラス ドゥ