前立腺がんを改善したい人のための情報サイト
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こちらのページでは前立腺がんの他の部位への転移について解説しています。
転移性前立腺がんとは、がん細胞がリンパ液や血液に乗って別の器官に移動し、そこで成長してがんが拡大することを指します。
特に前立腺がんでは、骨、肺、リンパ節への転移が多いと言われていて、一度転移してしまうと症状にもよりますが、完治が難しいと言われています。
骨に転移した場合は前立腺がんの症状である排尿障害とともに、骨折や痛みなどが現れます。
また、たとえば前立腺がんが肺に転移した場合は「肺がん」とは呼ばれず、「転移性前立腺がん」と呼ばれます。部位は肺ですが、前立腺がんのがん細胞が転移しているからそう呼ばれるのですね。
性質も前立腺がんと同じものをになるので、肺に転移しても前立腺がんと同じ治療方法が用いられます。
前立腺がんが転移した場合の生存期間は転移した部位によって異なります。肝臓の場合は最も短く、14ヶ月、肺は19ヶ月、骨は21ヶ月、そしてリンパ節の場合は最も長く32ヶ月が生存期間と言われています。
この期間は中央値です。これより短いケースもあれば、逆に長く生きられたケースもあるのですが、おおむねの目安として把握しておきましょう。
前立腺がんが他の部位に転移しているということは末期状態。先程もご説明したように、完治は難しくなります。
したがって、内分泌療法や化学療法など、進行を抑える治療を中心に行っていきます。
骨転移した場合は、鎮痛剤や麻酔などで痛みを抑える治療を行っていきます。また、骨がもろくなっている場合はゾレドロン酸、デノスマブなど、骨粗鬆症に使われる薬を投与します。
リンパ節転移では、女性ホルモンを投与して男性ホルモンを弱めるホルモン治療を行う他、リンパ節の腫瘍を取り除く手術を行うこともあります。
いずれにせよ、体の他の部位に前立腺がんが転移するということは、症状が進行していて、取れる手段も限られてくるのです。
参照元:前立腺がん 基礎知識:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]
参照元:再発、転移とは|もしも、がんが再発したら [国立がん研究センター がん情報サービス]