前立腺がんを改善したい人のための情報サイト
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こちらでは、前立腺がんの予防に効果があるとされている、酵素について解説しています。
前立腺がんは食生活が欧米化し、脂質・肉類の摂取量が増えていることも原因のひとつと言われています。
兼て穀類や豆類の食生活が中心であった時は、日本人には前立腺がんの発生が少数でした。
しかし近年の食生活の欧米化に伴い、動物性脂肪をたくさんとるようになったことが、前立腺がん発症に何らかの影響を及ぼしていると考えられています。
血中の脂質・糖質・タンパク質を過剰に取りすぎると、消化・分解しきれずに血中に残ってしまいます。
酵素は、三大栄養素(脂肪・たんぱく質・炭水化物)を消化分解して、必要な栄養分を吸収し、いらないものは老廃物として出すという働きがあります。
酵素には先程ご説明した三大栄養素を、腸壁から吸収して分子レベルまで切り分ける「消化酵素」、その分子レベルに切り分けられた酵素をエネルギーに変換する「代謝酵素」の2つに分けられています。
その酵素を体外から取り入れられるのが「食物酵素」。生の野菜や果物にたっぷりと含まれています。野菜を摂ることが健康に良いと言われる理由の1つが、酵素が含まれているからなんですね。
とりわけ、酵素の中でも炭水化物を分解する「アミラーゼ」、タンパク質を分解する「プロテアーゼ」、脂質を分解する「リパーゼ」の3種類が毒出し酵素として知られています。
多くの酵素は50度以上の熱が加えられると、効力をほとんど失ってしまいます。
しかし実際、多くの栄養ドリンクやサプリは50度以上の熱を加えて製造されています。栄養ドリンクの場合は食品衛生法で「60℃以上で10分間または80℃以上で30分間の加熱処理」が義務付けられています。
サプリの場合は、発酵後に熱を加えて煮詰める必要があり、熱を加えなければ錠剤として固めることすらできません。
しかし、毒出し酵素のサプリは熱を加えない非加熱処理で作られているので、酵素を殺さず、そのまま体内に届けることができるのです。
以上のように、非加熱処理で製造されている毒出し酵素は、前立腺がんになりやすいと言われている「高脂肪、高カロリーの食生活」によって蓄積される脂肪・たんぱく質を酵素活性化で消化・分解します。
他の酵素サプリと比較しても高い活性力があることがわかっていて、鈴鹿医療科学大学の研究によると、アミラーゼ活性は11.1倍、プロテアーゼ活性は43.8倍、リパーゼ活性は19.5倍という結果が出ています。
酵素が生きたまま体内に到達し、しかも活発に活動するからこそ、健康に対しても高い効果が期待できるのです。
京都府立医科大学では、毒だし酵素の効果検証として、皮膚の抗腫瘍(癌)に対する実験が行われました。腫瘍(B16メラノーマ細胞)皮下接種後のマウスに、毒だし酵素の成分を与えたマウスと与えないマウスとを比較してみたところ、与えたマウスの方に腫瘍の縮小が見られました。転移も少なく、延命したとの結果もあり、腫瘍に対する大きな優位差が確認されました。
毒だし酵素は、抗腫瘍効果だけでなくいろいろな疾患に効果があると考えられています。
株式会社王権と名古屋市立大学大学院薬学研究科の山本肇博士ほかは、毒だし酵素の糖尿病に対する効果について実験を行ないました。この研究では、糖尿病にかかり合併症を治療中の患者を対象に、毒だし酵素を3か月間摂取させ、摂取前後で患者の体重や血糖値を比較。その結果、体重が約4.9%、血糖値が約21.1%、ヘモグロビンA1c(糖ヘモグロビン)値が約8.6%減少したことが分かりました。ヘモグロビンA1c値は、約2カ月間の血糖値をはかるために検査される値。つまり、通常の血糖値に加え、平均的な血糖値の減少もみられたと言うことです。
また、試験を受けた患者のうち94%は体調に何らかの改善がみられたと回答しており、6%の患者からは副作用がなかったと言う結果が得られました。この結果から、毒出し酵素には血糖値を改善する効果があると言えます。
三重県にある鈴鹿医療科大学では、マウスを使って毒出し酵素が尿酸値を低下させるかの実験を行ないました。
人工的に痛風にしたマウスと健康なマウスを用意。予備の試験の結果、高用量の毒出し酵素を与える方が効果があったため、投与量は600mg/kgに設定。マウスに毒出し酵素を1日1回投与し、3日連続で与えたのち、尿酸値や体内酵素の活性について測定しました。
すると、毒出し酵素を与えられていたマウスの尿酸値は、与えられていないマウスに比べて33%も低い結果を示したのです。また、アミラーゼ・プロテアーゼ・リパーゼといった消化酵素が活性化していることも明らかとなりました。
尿酸値低下の詳しいメカニズムはまだ不明としながら、体内酵素の活性が関わっているのではないかと推察されています。
こうした結果から、毒出し酵素には体内の酵素を活性化させて尿酸を排出する効果が期待できるでしょう。
参照元:東方医学vol.28 no.4 オクソ酸誘導による高尿酸マウスを使っての穀物発酵抽出エキスの痛風抑制効果
毒出し酵素は、非加熱の活性型酵素が使用されています。そのため、非活性型と比べると、酵素の働きが高いのが特徴です。
酵素は体内に入ってきた食品を分解・結合する働きを持ち、栄養を正しく取り出したり、不要なものを排出するのを手助けしてくれます。そのため、栄養を取り込むために欠かせない成分です。
そうした酵素の働きが、抗腫瘍や血糖値・尿酸値の低下作用を発揮することがエビデンスがあることによって推察されます。つまり、体を健康へ導くことで、前立腺がんが発症しにくい状態に整えてくれると言うわけです。
毒出し酵素に関しては、現在まで大きな副作用や効果が無かったと言う報告がありません。基本的には、人間の体内にも存在する成分のため安全性も高いのが特徴です。薬の使用には抵抗感がある方でも、利用しやすい成分といえるでしょう。
副作用の報告は確認されませんでした。
効果がなかった報告は確認されませんでした。
健康食品やサプリを選ぶ際には、配合成分に注目して、他の成分とも効果や副作用の有無などを比較する必要があります。
こちらのサイトでは、酵素の他にもさまざまな成分の情報を掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
前立腺がんとその他がん対策に用いられる成分を確認参照元:NPO法人 日本酵素栄養学協会
参照元:毒だし酵素の効果を実証する科学的証明(エビデンス)まとめ