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前立腺がんとその他がん対策に用いられる成分

こちらのカテゴリーでは、前立腺がんの予防や治療に良いと言われている健康成分について比較し、ご紹介しています。

健康成分を選ぶポイント

健康成分を選ぶ上で、いちばん重要なのが効果。専門の研究機関や医療機関で行われた臨床実験や研究結果を見ていく必要があります。科学的証明(エビデンス)が有るか無いかによって、前立腺がんに対する効果や安全性を確かめる事が重要です。

また、がん対策で効果が期待できる成分についてはがんの免疫療法で取り入れたい成分でも紹介されています。こちらは免疫力に注目して、きちんとした臨床データのある成分をまとめているようです。

成分一覧表

今回、7つの健康成分を比較します。まずはエビデンスや副作用の報告の有無を一覧表にまとめました。

成分名 がん患者に対する
エビデンス

副作用の報告

酵素 なし
アガリクス あり
メシマコブ × なし
シイタケ菌糸体 なし
サメ軟骨 なし
フコイダン × なし
霊芝 あり

健康成分の概要

以上の健康成分について、1つ1つ詳しく見ていきましょう。

酵素

多くの健康食品やサプリメントに含まれている酵素。みなさんも名前は耳にしたことがあるかと思います。酵素は食生活で摂取した過剰な脂肪・たんぱく質を消化・分解する働きがあります。前立腺がんの原因の一つと考えられている「高脂肪、高カロリーの食生活」も酵素を活性化させることで改善が期待できます。

さらに、酵素にはショ糖タンパクや参加油脂などが含まれていて、これらの成分によって赤血球同士が吸着することで、ドロドロになった血液がサラサラになり、免疫力がアップする効果が期待できます。

酵素の中でも「毒出し酵素」と呼ばれる酵素は、医療機関や大学の研究機関で実証されており、栄養素を分解するアミラーゼ、プロアテーゼ、リパーゼが他よりも高い数値を記録しています。

酵素活性比較表

引用元:血液から健康体を目指す。毒だし酵素研究所
http://www.enz-workshop.net/knowledge/evidence.html

エビデンスについて

上記でもご紹介したとおり、非加熱処理で製造されている毒出し酵素は、他の酵素と比較しても活性度が高いという結果が鈴鹿大学の研究にて明らかになっていて、圧倒的な活性力を持っています。それにより、前立腺がんになりやすい原因の「高脂肪、高カロリーの食生活」で、過剰に取り過ぎた炭水化物・タンパク質・脂質を消化・分解で改善する効果が期待できます。

更にヒト臨床研究論文では、副作用の報告もありませんでした。

エビデンス①

毒出し酵素は臨床実験において、発行抽出エキスによるマウス腫瘍細胞の増殖抑制効果が確認されています。

エビデンス②

毒出し酵素は他の酵素と比較すると栄養素を分解するアミラーゼ、プロアテーゼ、リパーゼを活性させることで、免疫力の向上につながる効果が期待できることが明らかになっています。

毒だし酵素をgoogleで検索する
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毒だし酵素の前立腺がんへの効果を詳しく

アガリクス

健康食品としても有名なアガリクス。「がんが治る」と言われて、1990年代にはブームとなり、乾燥させたものや粉末にしたものが多く販売されました。摂取することで進行がん治療患者の免疫力が増強したという報告もあります。また、アガリクスから抽出される「α-βグルカン複合体」や「ABMK-22」という成分が含まれたサプリも多くあります。

アガリクス摂取による免疫細胞数の変化

引用元:阿賀陸輔博士のアガリクス講座
http://agaricus-med.jp/agarikusu/agarikusukouka.php

エビデンスについて

がん患者を対象とした臨床試験の結果が国際データベースにいくらか登録されている一方で、「効果がなかった」という研究結果も出ており、今のところがん治療の特効薬とは認められず、あくまで健康食品という位置づけになっています。

エビデンス①

アガリクスを摂取させたがん患者の免疫細胞は増えたという報告があります。

エビデンス②

一方で、がんに対する明確な効果はまだ明らかにされていません。

アガリクスをgoogleで検索する
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アガリクスの前立腺がんへの効果を詳しく

メシマコブ

長崎県の女島で発見されたことからこの名前がつきました。タバコウロコダケ科のきのこで、がんの他にも認知症対策によく使われるきのこです。胃痛や下痢、月経不順など、さまざまな効果があると言われています。韓国では人工培養に成功していて、医薬品としても使われているそうです。

データは見つかりませんでした

エビデンスについて

効果があると言われているメシマコブですが、実際に研究結果はあまり多くありません。マウスを使った動物実験では腫瘍が小さくなった、腫瘍を抑えるという働きはわかっています。今後、人への効果があるかどうか、検証が期待されます。

エビデンス①

がん細胞をもっているマウスにメシマコブを摂取させたところ、腫瘍が小さくなったという研究結果が出ています。

エビデンス②

同じくマウスを使った実験でアポトーシスを促進させ、前立腺がんの腫瘍を減少させたという研究結果も発表されています。

メシマコブをgoogleで検索する
メシマコブをgoogleで検索する
メシマコブの前立腺がんへの効果を詳しく

シイタケ菌糸体

食卓でもおなじみのシイタケですが、菌糸体とは普段は切り取ってしまうシイタケの根本の部分を指します。菌糸体に含まれる「レンチナン」という成分が、「免疫力を高めることで前立腺がんを抑える」という効果があるとされています。他にもβグルカンやαグルカン、キシラン類など、多くの健康成分が含まれています。

シイタケ菌糸体摂取による免疫の回復状況

引用元:がんの先進医療|蕗書房
http://gan-senshiniryo.jp/illustration/post_449

エビデンスについて

がん患者にシイタケ菌糸体を摂取させたところ、QOL(クオリティー・オブ・ライフ:生活満足度)が向上した、免疫力が向上したという研究結果が出ています。日本でも10件以上の研究論文が発表されています。

エビデンス①

乳がんや胃がんなどの患者がシイタケ菌糸体を摂取したところ、免疫の値が上昇し、QOL(クオリティー・オブ・ライフ:生活満足度)も上がったという報告があります。

エビデンス②

日本で10件以上のシイタケ菌糸体に関する論文が発表されています。

シイタケ菌糸体をgoogleで検索する
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シイタケ菌糸体の前立腺がんへの効果を詳しく

サメ軟骨

その名の通り、海を泳ぐサメの軟骨成分です。「サメはがんにかからない」と言われていて、がん対策にも効果があるのではないかと期待されています。

データは見つかりませんでした

エビデンスについて

動物実験などでは、がん細胞を殺す作用、免疫を向上させる作用、がん組織への栄養供給を抑制するという3つの効果があることが示唆されています。ただし、明確な効果は証明されていません。

エビデンス①

カナダではサメ軟骨を摂取したことで、腎細胞がん患者の生存期間が長くなった可能性を示唆している論文が発表されています。

エビデンス②

「直接のがん細胞を殺す作用」、「免疫システムを活性化する作用」、「がん組織の栄養血管を抑制する」という可能性を示すという論文は多数ありますが、明確に「前立腺がんに効果がある」とした研究成果が出ていないのが現状です。

サメ軟骨をgoogleで検索する
サメ軟骨をgoogleで検索する
サメ軟骨の前立腺がんへの効果を詳しく

フコイダン

コンブやワカメ、もずくに見られるネバネバ成分です。抗がん作用や抗炎症作用、免疫力向上、血管新生効果があると言われ、健康成分として注目されていますが、あくまで動物実験や培養細胞を使ったレベルでの立証にとどまっています。

データは見つかりませんでした

エビデンスについて

フコイダンの臨床結果は国際データーベースで見ても乏しいのが現状です。疲労回復効果があることは報告されていますが、がん治療に対する有意な効果は立証されていません。今後の研究が期待されます。

エビデンス①

大腸がん患者がフコイダンを摂取したところ、疲労回復効果があったことがわかっています。

エビデンス②

成分の有効性についてはデータが乏しいのが現実です。

フコイダンをgoogleで検索する
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フコイダンの前立腺がんへの効果を詳しく

霊芝

霊芝(レイシ)は中国や台湾で寿命を延ばす薬として古くから愛用されてきた、マンネンタケ科のきのこです。免疫力を高める、高血圧を改善する、不眠解消、疲労回復効果があると言われていて、近年では日本でも注目されています。

データは見つかりませんでした

エビデンスについて

中国や台湾で古来から使われてきたことから、中国・台湾で研究が進んでいます。大腸がん患者の免疫の値が改善されたという報告もされています。一方で、「がん患者に対して特に効果が見られなかった」という論文も発表されていて、まだ効果の有無ははっきりしていません。

エビデンス①

台湾や中国ではがん患者に対する臨床試験結果が論文としてまとめられています。

エビデンス②

一方で、日本では「効果が見られなかった」という研究結果も報告されていて、前立腺がんに対する評価は難しいところです。

霊芝をgoogleで検索する
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霊芝の前立腺がんへの効果を詳しく

イソフラボン

イソフラボンといえば、よく大豆に含まれているといわれる成分で、女性ホルモンの1つ「エストロゲン」と似た構造を持つ成分です。肌の新陳代謝を促す、コレステロールの増加を防ぐといった幅広い効果を持つ成分でもあり、前立腺がんへの効果も期待されています。

データは見つかりませんでした

エビデンスについて

国立がん研究センターやWHOでも、大豆イソフラボンを使った研究がおこなわれており、特に、がんの進行を遅らせる予防の側面が強く、限局性前立腺がんに最も作用すると考えられております。

エビデンス①

国立がん研究センターやWHOの研究では、大豆イソフラボンから摂取できる植物性エストロゲンによって、前立腺がんのリスク軽減ができると報告されています。

エビデンス②

地域差に着目した薬学調査では、普段の生活からイソフラボンを摂取しやすい環境にある日本人の前立腺がんのリスクが低いという報告もあります。

イソフラボンをgoogleで検索する
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イソフラボンの前立腺がんへの効果を詳しく